農水省登録品種(登録名:TLE487)
【播種期】
・冷涼地:①7月播き②8月播き③2月播き④5月播き
・中間地:①8月播き②9月播き③1月播き④3月播き
・暖地:①8月播き②9月播き③11月播き④2月播き
【収穫期】
・冷涼地:①9月収穫、10月収穫②10月収穫、11月収穫③5月収穫④7月収穫、8月収穫
・中間地:①10月収穫②11月収穫、12月収穫③4月収穫④5月収穫
・暖地:①11月収穫②1月収穫③3月収穫④5月収穫
●幅広い作型に適する
草勢は中程度で晩抽性にすぐれる。結球性は年間を通して安定する。冷涼地の初夏・秋どりや、中間・暖地の秋~年内どり・春どりの幅広い作型に適する。
●形状が安定し食味良好
玉は照りのよい濃緑色で肥大は中程度。肋の形状は安定してねじれにくく、出荷時の荷傷みが少ない。
適期の結球葉は苦味が少なく食味良好。
●根腐病複合耐病性
高温期を中心に発生するレタス根腐病レース1と2に複合耐病性をもち、発生産地でも安心して栽培できる。
●生育をスムーズにすすめる
施肥量は玉レタスより2割増程度を目安とする。初期から生育を旺盛に進めるため、元肥主体で速効性の肥料を施し、干ばつ時は早めに潅水する。
●適期収穫
従来種よりも結球性にすぐれる反面、生育スピードが早く、収穫適期を過ぎるとチップバーンの発生や肋の傷みにつながるので、計画的な作付けと収穫を心掛ける。
●低温期の被覆管理
中間・暖地の12月~1月どりや3月どりなど低温期の栽培では、ベタがけやトンネルによる保温を行って、生育を促す。
●病害防除および生理障害対策
生育初期から定期的に殺菌剤を散布し、病害の発生を予防する。圃場の適湿に努め、カルシウム剤の葉面散布を行い、チップバーンの発生を抑制する。
※メーカー名:タキイ種苗